NEO相続対策 inカリフォルニア
最近の話ですが。
私相良は、相続について海外の資産運用や保全について学ぶ機会があり、カリフォルニアへ行ってきました。
アメリカは広く、日本とはまた違った形の相続対策というものがありました。
日本では“節税”という言葉に対して、生前対策というものが浸透しています。
アメリカでも、もちろん節税の概念はあります。
ただ、“増やしてしまえ”という概念も相続対策として認識され、定着しています。
どういう事か。
例えば、税率が日本もアメリカも55%税率だとします。
日本で1億円をそのまま定期預金やあまり増えない保険に掛け金として払込、保有する場合、税引き後の手取りは4500万円。
対して、アメリカの“増やす・運用する”という概念ではどうか。
1億円を5億円にし、税引き後の手取りで2億2500万円
税引き後の手取りの差は、実に1億8千万円!!!!
“対策をしよう”と思った時点の財産額を『税引き後で上回っていたらいいじゃないか』という考え方です。
これには正直、驚きを隠せません。
なんといっても、『そんなに増えるの!?』という感情。
私も、最初は『嘘でしょ』とか『怪しいな』という気持ちで説明を聞いていました。
でも、聞けば聞くほど『なるほどね』と思うのです。
理由は簡単でした。
先ず、サポートや運用をお願いするのですが、任せる会社はとにかく『お客様への利益還元』と『資産の保全』に努めます。
そのために、人件費・自社ビルなどの維持費・広告費などへの過度な資金投下を最小限にするという試みが、顕著に見られます。
とにかく配当!!!
運用命!!!
それでいて、より確実に!!!
私が視察へ行った会社も、現地では名の通った会社です。
でも、会社は平屋。
営業と、コンサルタントと、事務を皆が業務を兼任している。
まあ、ちょっとおおらかですが。
どんなものがあるかは、弊所にお声がけ頂ければ、どんなものがあるかをお教えいたします。
そして、現地のサポーターをご紹介いたします。
でも少しだけネタバレを。
例えば、不動産
アメリカの方は、プレミア感や希少性などに価値を感じるらしいです。
5000万の古い一軒家に、1000万のリノベーションを施し、直ぐに8000万で売り出すと、買い手が付いちゃう世界。
日本では、土地の価値に対して売値が設定される事が多いですが、アメリカでは逆。
もう使えない良い木材が使われているとか、そういった要素に価値がある。
それを今風にアレンジしただけで高い付加価値が付く。
これだけを繰り返している人もいる。
でも、日本人がこういった話に『いいね』と思っても、『やろう』とは直ぐに思えない事が多いです。
言葉や文化の違いや、現地での士業の方をどう見つけたらいいか…
でも、現地に日本語ができる方がちゃんといて、現地で必要な士業の方を紹介してくれて、通訳や翻訳もしてくれる。おまけに、案内もしてくれる。
こんな状況なら、あとは資金があるか無いかだけで、踏み出せたりするのではないでしょうか。
私も、渡米前には今流行りのポケトークを買い、言葉の違いに備えました。でも、実際は入国審査の際に使っただけ。
皆、日本語ができるのです。正直、そんなものは要らなかった。
さ・ら・に!!!
日本で海外の財産があるよという状態で相続になるとすると。
海外の相続時の評価で財産を日本にある財産に混ぜて申告します。
そして、海外で発生した税金は、日本で計算した税金から差し引きます。
ちょっと難しい専門用語で、『外国税額控除』と言います。
これは、違う国で同時発生する税金が二重に課税されるのを排除しようねというもの。
もっというと、日本では土地と建物だと、土地の方が取得額や固定資産税は高いです。
でも、海外は逆で建物の方が高くなる。
おまけに建物は償却されていくので、会社で買えば経費も多くなる。
ここも節税ポイント!!!
私たちは、日本人であり、日本という小さな島国の中で生きている。
そのため、日本の常識がワールドスタンダードだと決めつけていないでしょうか。
もっと視野を広く、世界へ向ければ全然違うじゃないかという驚きと、新たな可能性に出会えるかもしれない。
弊社に一度来て、話を聞いてみようと思っていただけたなら、是非お電話をください。
日本全国、どこであろうと交通費は往復10万もかからない。
東海地区なら数百円か数千円。
それが、情報として将来2億円や5億円という価値に代わるかもしれない。
① 不動産が多く、キャッシュの比率が少ないかなと感じる方。
② キャッシュが多く、定期預金や保険に多額の資金を眠らせてしまっている方。
③ 相続で多額の資産を引き継いだけれど、何か良い運用方法は無いかと考えている方。
弊社は、生前対策の中で今回の記事の内容も踏まえ、この記事を読んでくださっている皆さんのために、将来に向けた対策を一緒に考えさせていただければ幸いです。
提案するだけではなく、一緒に考えさせていただきたい。
そんな思いで、今日はブログを書かせて頂いております。
少しでも気になれば、お声かけ下さい。