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2019年10月19日

相続人から

「ちょっと相続の分割の事で話があるから来てくれ」

そんな連絡がきました。

この方は工務店の店長さんで、
いつも店での打ち合わせ。

何の疑いもなく
「今日は頼んでいた資料をくれるのかな?」
「分割案決まったのかな?」

と店へ車を走らせました。

その日は12月の初旬でもあり、
店長も頭にはサンタの帽子をかぶっていました。

店の制服にサンタの帽子。

いつもはとても話しやすい方で、私も

「なんすかそのかっこう!!
面談中は笑っちゃうといけないので
取ってくださいよ!!」

と冗談を交えながらいつも通り、
打ち合わせに入りました。

少し話していて

「何か様子が変だな」と感じ始める私。

全然私の話を聞いてない。

分割方法や節税の話も、納税対策の話も、今後の運用の事も。

「ちょっといいかな・・・。」

おもむろに立ち上がり、
私の話をぶった切る店長さん。

「え・・・。」
サンタのかっこうと、
店長の怖い顔に一瞬固まりました。

店の裏にある小部屋へ案内されました。

「え・・何を話すのこんなとこで」と思いながら入室。
後から店長も入る。

 

 

「・・・・パチン!」

 

 

今でも忘れられない音がしました。
何と店長さん、後ろ手でドアのカギをかける。
と同時に部屋の電気をつける。

そこは、お店の商品の保管庫で
ドリルやノコギリ、トンカチも保管している小部屋。

倉庫の画像

めちゃくちゃ怖いです。

「何このシチュエーション!? は!?」

そんな事を言い始めた。

なんかもう武器庫で
サンタに詰め寄られてる自分、、、。

どうしたらいい?

正直、、、、無理。

そんな事を相手の相続人に言ったらどうなるか分からない。

そもそも、それは私自身のポリシーに反するし、
誰の幸せにもつながらない。

だがしかし、無理と言ってしまえば
このサンタさん何するか分からない。

そしてちびりそう。

「トイレ行っとけばよかった」

何とか考えて
とりあえずここから出してもらおう。

怖いけど言わなきゃいけないことは言いたい私。

何とか、、、部屋から出してもらい元の部屋へ。
正直すぐにでも帰りたい気持ちを抑え。

「相手をこんな風に脅してたら、店長は相続権を失ってました。」
「私で良かったですね」

何とか事なきを得て、事務所に帰れました。

相続というのは、相続人だったとしても
脅したり危害を加えたりすると相続権を失います。
これを欠格廃除事由といいます。

確かに、大金を前にすれば人は欲深くもなります。
それを上手く取り持つために私達士業の存在があります。

ほんとに、、、私で良かったね店長。

以上

代表プロフィール

税理士法人エール
永江将典

近畿税理士会所属。税理士法人エールの代表税理士を務める。
相続の申告をする方のストレスを減らしたいという思いで2012年で開業。

生前対策や相続税申告だけでなく、
遺言書・遺産分割協議書の作成や成年後見人、相続登記など、様々な相続事案に対応。
相続に関するすべてのことが解決できるサービスを提供している。

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